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メールで使える心理学

 

前編では、男性と女性においての会話に対する考え方に違いをご紹介しました。
では、今後どういう点に気をつければ円滑な会話ができるのでしょうか?

 

女性は「 コミュニケーションのための手段 」として、男性は、 言葉のひとつひとつに「意味」や「目的」を見いだそうとする 傾向があります。 そのために女性からの気軽なメールに、男性はすぐに答えることができないのです。
ではいったい、男性も女性もどうすればいいのでしょうか!?

まずあなたが男性で、女性にメールをする場合。

このときは、 「用件が無くても、近況を伝えるメールをするように心掛けてみること。」 、これに限ります。
メールに意味や意図やテーマやオチなんて考える必要はありません。
どんな言葉であっても「返事や連絡がない」よりよっぽどいいのです。
とにかく深く悩まずに、あったことや感じたことを伝えればいいんです。
それがもしどうしても不安でしたら、「プラスのこと」を中心に話してください。
「面白かったんだ」「嬉しかった」「良かったよ!」 こんな言葉をキーワードにするだけでも、女性はあなたの笑顔をイメージして、あなたへの親近感を強めていくものなのです。

さて、では女性から男性へメールを送る場合です。

前回話したように、男性はメールに意味や意図、目的を見つけようとします。
このメールで自分がどう思われるか。そしてこのメールを返すことで、相手の気持ちがどう動くのか。
すなわち言い換えるなら、男性にとっては、すべてのメールこそが「テスト」のようなもの。
特に相手が「本命」の女性なら、それこそ第一志望の受験校のようなものですので、なおさらテストへの緊張は高まります(ですので逆に言えば、男性がいつも結論の無いようなメールを気楽にしてくる場合、いろんな意味で「緊張感」は薄れているかもしれません)。

ではここで、たとえばこんなテスト問題を考えてください。

「花子さんは太郎君のことを殴りました。太郎君の気持ちを言い表しなさい」

テスト問題としてはいろいろな意味で不都合がある気がしますが、それには触れずに考えてみましょう。
この問題文は、「花子さんは太郎君のことを殴りました」がヒント部分、「太郎君の気持ちを言い表しなさい」が問題部分になっています。
こういえばヒント部分から類推して、「悲しかった」とか「つらかった」とか「実は快感だった」とか答えることができるはずです。
もし、このテスト問題が、「花子さんは太郎君のことを殴りました」というヒント部分だけだったらどうでしょうか?
当然ですが、問題部分がないため、解答者は「だから何?
どう答えればいいの?」と思ってしまいます。
また、「太郎君の気持ちを言い表しなさい」という問題部分だけだったらどうでしょう。
今度はヒントがないために、「は!?太郎がどうしたの?なんて答えるの?」と思ってしまうはずです。
問題に答えるのは、「ヒント」と「問題文」が必要なのです。

これはメールでも同じなのです。

男性が「返信しやすい」メールを作るために大切なのは、「●●っていいですよね。△△さんは、どう思いますか?」というように、「自分の感情」+「相手への質問」をセットにすることです。
言ってみれば、「感情」はテストにおける「ヒント」のようなもの。
そして「質問」は、「問題文」のようなものです。
「感情」だけでは、男性はどう返していいか悩んでしまいますし、「質問」だけでは、「どう答えるのがこの人との関係を一番良くするんだろう」と悩んでしまうのです。
相手のことが好きであればなおさらです。
感情はヒントなのです。「感情」+「質問」で、「あぁ、このコは●●が好きなんだな。じゃあ僕はこう考えていると伝えよう」と思うことができて、ちゃんと返信できるわけです。
よく女性は、「何でそんなに考える必要があるの?正直に感じてくれることを言ってくれればいいのに」と言いますが、それは男性には通じません。
繰り返しになりますが、男性は「どう思われるか」を中心に考えるからです。
変な話、男性は「自分の評価のためなら、自分の好みなんてどうでもいい」と思っていたりするフシがあります。
女性でも、たとえ料理が苦手でも、好きな相手の前で、つい家庭的な女を演じてしまうことがありませんか? それと同じようなものです。

ですので男性の場合、たとえば女性からのメールで、「ディズニーのキャラクタで何が好き?」と聞かれたとしましょう。
このとき、男性の本当に正直な気持ちは「そんなの、どうでもいい」なのです。
「俺は死ぬほどドナルド!反ミッキー!反グーフィー!」なんて思っている男性はほとんど皆無。
「まぁミッキーだっていいし、ドナルドもいいんじゃん…?」程度です。
だからこそ、どう答えていいのか迷ってしまいます。
さらにせっかく答えたのにもかかわらず、自分の評判や評価が下がってしまったら、何より損です。
そのため、「どう思われるか分からないなら、返さない方がマシ」と考えてしまうこともあるのです。
ですので繰り返しになりますが、女性からのメールには、「感情による手がかり」と「質問」が必要。
「私、ミッキー好きなんだ。あなたはディズニーで何が好き?」 こんな風なメールが来れば相手は「僕もミッキー!」とか、「いや、ドナルドもかわいくない?」と安心して話すことができるもの。

特にこの「感情」は、もちろん「ヒント」になるだけでなく、あなたの気持ちをより身近に感じさせる、一石二鳥の効果もあります。
もちろんあなたが男性だとしても、覚えておいて損はないテクニックです!!
どうか使ってみてくださいね。

 

相手からうまく返信を返してほしいなら、ひとつの「感情」+ひとつの「質問」のメールをすること!

あなたの「心」と「質問」。それを重ねるだけで、返答のしやすさは確実に変わるはずです。
「今日は会えて嬉しかった。もう家に着いた?」
「さっきの電話では楽しかったです。ありがとう。お忙しくなかったですか?」
「もうお風呂でた?あまり長いと心配しちゃうよ。」

もちろんPCでの長いメールでも、基本は同じです。
ひとつの感情とひとつの質問を入れ、あとはすこしずつふくらませればいいだけですよ。

誰でも一番嬉しいのが、相手の心が見えたとき
自分の心を見せないで、誰かの心に飛び込むことはできません。
「うまく相手を動かしてやろう」
そんな風に考えなくてもいいんです。
あなた自身が言われて、もっとも嬉しい言葉を送ってあげればいいだけ。
それこそが、最終的に一番いい関係を作ることになるんですよ。

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